日本国債
内閣改造が実施されました。時を同じくしてヨーロッパの各国の国債の格付けがS&Pで下げられました。
そんな中、消費税増税問題と掛け合わせて、野田首相がヨーロッパの国債の格下げについて「対岸の火事ではない」とコメントしています。
なんか、上から目線のように言っているが、今日現在、フランス国債は上から2番目の「AA」日本国債は3番目の「AA-」で日本が負けている。
対岸の火事ではないので早いうちから財政の健全化、消費税の増税をしましょう。と言っているのだが、国債のランクから言って遅いのである。
日本の国債や借金は国、地方合わせて900兆円程度でGDP比で190%程度と言われています。
ところで、GDPと人口って大きく関係していることはご存じですよね。一般的には人口が減るとGDPも減ると言われています。
借金のGDP比が190%って言うのは、すごく大きいんです。ジンバブエが234%で世界一ですが、日本はそれに次いで2位です。ギリシャだって143%です。
日本国民は貯金が好きです。投資をあまり好みません。それも低金利でも文句を言いません。そこで、国民が貯金したお金で銀行が国債を買います。国債の金利から銀行の利益分を引いて残ったお金を定期預金などの金利にしています。
従って、日本の国債は国民で支えていると言えるのですが、国民が預金をしなくなったら恐ろしいことが起こるのです。もう、想像は出来ると思いますが。
実際には日本には自動車や電化製品のように外国に売るものが沢山あります。今は円高で苦しいところですが、日本が調子悪くなると円安になり輸出企業が儲かるようになります。
そうすると日本にお金が入ってくることになります。そのお金は国民に回るので、ある程度、調子悪くなって行くのもいいのです。今のドイツの国債がマイナス金利であるように自国通貨安で異常に輸出が盛況になれば、異常なことが起こるのです。
しかし、借金はコツコツ返済する必要があるため消費税増税は仕方のないことです。
ここで、財政健全化が進めば円高が止まらなくなるんじゃないかな。
ちょっと弱体化させるくらいがいいのだが、その「ちょっと」というのが難しい。